アフリカ大陸の東部に位置するウガンダでは、1980年代後半から内戦が始まり、反政府組織「神の抵抗軍(LRA:TheLord’sResistanceArmy)」と政府軍が約23年間戦闘を繰り広げました。その間、LRAは約66,000人もの子ども達を誘拐し、兵士に仕立ててきました。平均年齢が13歳くらいの子ども兵だけの軍隊も作られました。 平成18年(2006年)8月に、LRAと政府間で停戦合意が結ばれましたが、最終的な和平合意には至っていません。内戦の激しかった国の北部では、停戦合意に伴って少しずつ治安が回復しているものの、多くの元子ども兵が精神的・肉体的なトラウマを抱えて社会復帰できず、困難な生活を余儀なくされています。
LRA襲撃の様子を描く
子ども達
 テラ・ルネッサンスでは、停戦前の平成16年(2004年)から現地調査に入り、翌年には現地に駐在スタッフを派遣して、元子ども兵(以下、受益者)の支援活動を開始しました。受益者の心身のケア、基礎教育、職業訓練を行うに当たって独自の施設がなかったため、拠点施設の建設資金を支援したことから教団の活動支援が始まりました。平成18年(2006年)4月に完成した施設を「心に傷を負った人々に笑顔が溢れる施設になってほしい」と教主は願い、「スマイルハウス」と命名しました。
初の支援施設・スマイルハウスと受益者2期生
 受益者は3年以内の自立を目指し、最初の1年半は生活費を含めた経済的支援を受けながら、基礎教育・小規模ビジネス教育について学び、職業訓練を受けます。後半の1年半は、マイクロクレジット(小規模融資)を受けながら洋裁や小売業等のビジネスによって自立して安定的な生活が営めるようにサポートします。
服装デザインの授業 大工授業の実習 洋裁の授業